ダニエル・ハーディング&新日フィル@サントリーホール
指揮:ダニエル・ハーディング
新日本フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー:交響曲第4番ヘ短調op.36
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《春の祭典》
◇ ◇ ◇
《春の祭典》すごかった~
ハーディングかっこよすぎ~
弾けんばかりの躍動感、そして良い意味での緊張感。
指揮台の上のハーディングの後ろ姿を見ていたら、過去に観たベジャールやプレルジョカージュ振付の《春の祭典》の舞台が甦り、思わず私も狂喜乱舞しそうになりました♪
次はどうでるのか?
そう来たか~
うううん、一瞬たりとも聴きのがせないぞ!
ホール一杯になった刺激的な音の響き。
その一方で、カサッともコトリとも音のしない曲の間。
あの大ホールが満席になっているとは思えない不気味なほどの静寂。
オケも指揮者も、そして聴衆までもが、ものすごい集中力で一つになった夜でした。
長く記憶に残る演奏になりそうです。
そうだ、忘れてはいけない。
前半のチャイコフスキーも最終楽章に向けてドンドン上昇してゆくような、いい演奏でした。
1楽章は正直ちょっと退屈だったけれど、ゆったりとした2楽章では、ほんわか幸せな気分で音に包まれていました。
そして、軽快な3楽章から炸裂の第4楽章へ。
うとうとしていた人達も、みんな飛び起きるような盛り上がりようでした♪