ダニエル・ハーディング&新日フィル@すみだトリフォニーホール
指揮:ダニエル・ハーディング
新日本フィルハーモニー交響楽団
シューベルト:交響曲第7(8)番ロ短調《未完成》 D.759
R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》op.40
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昨日、生憎の雨になってしまった七夕の午後、すみだトリフォニーホールへ行って来ました♪
一曲目、シューベルトの《未完成》は、とても繊細で清廉な演奏でした。ハーディングさんの指揮は端正で、オケは落ち着いた響きでそれに応えていました。私も美しいメロディーラインにゆったりと身を任せることができ、あまりに有名なシューベルトの曲を、改めて新鮮な気持ちで味わうことができました。
シューベルト。歌曲やピアノ曲ばかりでなく、これからは交響曲も聴こうかな。
休憩後に演奏された二曲目のR.シュトラウスの《英雄の生涯》では、一転、華やかで輝くような響きが、いっぱいに広がりました。
ハーディングさんの指揮に敏感について行くオケの緊張の途切れることの無い熱い演奏に大満足!
コンサートマスターのチェさんのソロも素晴らしく、たっぷりと聴かせていただきました。チェさんのソロ演奏中、ハーティングさんも指揮棒を降ろし聴き入っているようでした。
ところで「英雄」って誰かと思ったら、R.シュトラウス自身のことだとか! なるほど、それで聞き覚えのあるメロディが登場したのねと納得しました。