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22 July 2008

百済観音に一目惚れ

奈良から帰って10日がすぎました。
もうすっかり、いつものクールな(?)生活に戻りました。

と言いたいところなのだけど・・・

う〜ん、ダメです〜
醒めるどころか、日を追うごとに、ますます”なら熱”上昇中!

その原因の一つは、どうも「百済観音さま」らしいのです。

もう良くご承知のとおり、私ったら他のお寺同様、法隆寺も何の予備知識もないままトコトコと出かけて行ってしまいました。

だもの、ああ、これが今、奈良国立博物館で公開中の壁画や四天王像が、いつもなら安置されている金堂ね。
世界最古の木造建築群なのか。ふ〜ん、確かに素晴らしいなぁ。
五重塔も均整がとれて美しいわ〜
と、どこを見ても、何を見ても、感心のしっぱなし。
そして、極めつけに「百済観音さま」に出会ってしまったのです!

ひゃ なに? この菩薩さま?
すらりと背が高く、とってもステキ〜

しなやかな手の表情には優しさがあふれ、お顔はとても穏やか。
衣紋を現す線は一切無駄がなく優美で、両肘から垂れて足元で跳ねあがった天衣の描く曲線は、とてもリズミカル。
斜め横から見た姿の、なんと美しいこと。

本当に、これ7世紀のものなの?
人物画を描くときのように、片目をつぶって計ってみると、お〜っ、八頭身だ!
全体のバランスもいいし、シンプルで、すきのない完璧なフォルムが、なぜか、とてもモダンに見えます。

う〜ん、やられた〜
飛鳥時代の人々の美意識と優れた造形感覚に驚愕!

そうなんです。
私、百済観音さまに、ひと目ぼれしちゃったのです。
早く、また会いに行きたいです。

画像は、あえて載せないことにしました。
だって、どんなに腕の良い写真家が撮ったものであっても、あの美しさは平面では絶対に伝わってこないからです。
そして、例え少しずつ薄れていこうとも、私がこの目で見た百済観音さまの残像を大切にしたいから。

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Comments

酒徒善人さん、こんにちは。

はい! 百済観音像の美しさには、すっかり参ってしまいました。(^^)

百済という地名もあるのですね。
大陸から渡ってきた人々が多く住まれた集落だったのかもしれませんね。
飛鳥時代の仏像には、その大陸の香りが感じられ、その後、どんどん日本的に変化してゆく過程を見るのも楽しいですね。

Posted by: snow_drop | 03 August 2008 at 08:01

百済観音は美しいでしょう!
あの頃の美とそれ以降とでは、何かが大きく違うのですよねぇ~
先日訪ねて来たのですが、法隆寺から少し南に広陵町百済という集落があるのです。
http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/2008/07/post_f2ab.html
昔、大陸と関係があったのかもしれません。

Posted by: 酒徒善人 | 02 August 2008 at 13:42

L'Albaさん、こんばんは。

百済観音像のレプリカが何体かあるのは噂(?)で聞いていたのですが、わぁ〜東京国立博物館にもあったのですね。
耳寄り情報をありがとうございます。(^^)
今は展示されて無くても、きっと見る機会はありますね。嬉しいです。

私、仏像の見方は、まだまだ全然解らないのですが、法隆寺で出会った百済観音にはビビッときました。
L'Albaさんも奈良を訪ねる機会があったら、ぜひ会いに行ってみてください。(^^)

Posted by: snow_drop | 31 July 2008 at 23:18

去年あたりまで東京国立博物館の2階に展示されてたスラっとした彫像が、この百済観音のレプリカだったんじゃないかと思います。
模刻でも目を引きましたので、オリジナルはさぞかし美しかった事でしょう。次回の奈良旅行では、必見ポイントに加えたいと思います。

Posted by: L'Alba | 30 July 2008 at 22:12

むちゅさん、こんばんは。

ホントどうしてだろう? 仏像を撮るのって、それだけ難しいってことなのかな?

写真は写真という一つの完結したものとして鑑賞すればいいのよね。でも、つい実物と比較しちゃうのよね。(^^;;;

Posted by: snow_drop | 24 July 2008 at 00:09

そうなんですよね~、写真にしちゃうと何か違うっていう場合ってありますもんね。
特に、仏像はそう感じます。

Posted by: むちゅ | 23 July 2008 at 11:39

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