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16 March 2008

風信子忌

今年3月20日は、須賀敦子さんが亡くなられてちょうど10年目にあたる。

今日、ふと庭に目をやると、数日前まで蕾だった白とむらさきのヒヤシンスが、暖かな日差しをうけて咲いていた。
そうかぁ、須賀さんはヒヤシンスの花咲く頃、天に召されたのかぁ・・・

むらさき色のヒヤシンスと言えば須賀さん、須賀さんと花と言えば、やっぱりヒヤシンス。
そうだ! 太宰治の桜桃忌、与謝野晶子の白桜忌、芥川龍之介の河童忌なんかの真似をして、須賀さんの命日は「風信子(ヒヤシンス)忌」なんてどうだろう。
【注】 詩人で建築家の立原道造さんの命日3月29日が「風信子忌」とされているそうです。(27Mar2008追記)

私は夙川のお墓までゆくことが出来ないけれど、ヒヤシンスを摘んできてコップにさし、どれかとっておきの須賀さんの作品を一編選び、ゆっくりと読みながら、須賀さんを偲ぼうと思う。

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Comments

kasumyonさん、こんにちは。

以前、バッハの《マタイ受難曲》をご縁に訪問してくださったのですよね。(^^) 再訪どうもありがとうございます。

そうでしたか! 立原道造さんの命日が「風信子忌」だったのですね。須賀さんと言えばヒヤシンスと思っているのは私だけ、一読者のたわごとですのでお許しくださいね。(^^;;;

実は、立原道造さんは、私の出身高校の大大大先輩なんです。(^^)
また、職場近くには立原道造記念館もあり展覧会のポスターなど良く目にし、彼が絵を描かれていたことも知って、とても気になりながらも足を運んだことはありませんでした。近すぎるのもダメですね。(言い訳(^^;;;)
しかし、これも縁ですね。
何だか急に親しみを感じてしまいました。
改めて、詩集を手にし、記念館も訪ねてみようと思います。(^^)

Posted by: snow_drop | 22 March 2008 at 08:25

こんにちは。
以前、音楽関係の記事でコメントさせていただいたことがあったような記憶なのですが今回は須賀さんで検索してたどり着きました。

夙川においでになったのですね。
私の育ったところの近くでカトリック教会にも少しご縁があります。

「ヒヤシンス忌」・・・須賀さんの著作に出てくる印象的な御花ですよね。
じつは、私の好きな詩人である立原道造の命日が3/29で
かれの出した詩集により「風信子忌」として、
墓参や講演会などが開催されています。

Posted by: kasumyon | 21 March 2008 at 15:08

Bowlesさん、こんばんは。

わぁ〜そういうことってあるのですね。
ミラノ、サバ、須賀さん
偶然とは思えない何か深い繋がりを感じてしまうなぁ。
それにしたって、サバの詩集を原語で読んでみたいものです。
ま、私には到底無理なのだけど(^^;;;

庭のヒヤシンスは、さっそく摘んできて香りと可憐な姿を楽しんでます。(^^)
そうなんですよね。ヒヤシンスって何故か年々小さくなってしまうのですよね。
私も、毎年、新しい球根を足していこうかな。(^^)

Posted by: snow_drop | 16 March 2008 at 23:46

10年前、須賀さんが亡くなったことは、イタリア旅行から帰って来て知りました。ちょうどその頃、まったく偶然にもミラノの書店でサバの詩集を探していました。

私もヒアシンス、大好きです。
毎年「むらさき」限定で、1月の末から室内で鉢植えのものを楽しみ、ちょうど今はsnow_dropさんと同じで、咲き終わって地中に埋めておいた去年や一昨年のものが、だんだんちっちゃくはなるけれど、それでもけなげに花をつけているのを楽しんでいます。

Posted by: Bowles | 16 March 2008 at 11:43

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