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07 May 2007

【LFJ2007】ラーンキ&クルコン:バルトーク《子供のために》ほか

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 公演番号455
2007年5月5日(土)17:15
東京国際フォーラム ホールD7[イプセン]

ピアノ:デジュー・ラーンキ
ピアノ:エディト・クルコン

バルトーク:子供のためにSz.42より抜粋
バルトーク:中国の不思議な役人(バルトークによる4手のための編曲版)

  ◇  ◇  ◇

Ranki前日のホールAとはうって変わって、ホールD7は座席数222という贅沢な演奏会場。可動式ではありますが雛壇状の客席は、どこからでも舞台が良く見えそうです。自由席だったので、私はピアノの鍵盤が見える左寄りの前から3列目の席をとることができました。

3才以上なら入場可能な公演だったので小学生くらいの男の子も数人みかけましたが、開演10分位前には、ほとんどの人が座席につき、大きな声で無駄なおしゃべりをする人もなく、とっても静か。
何だかとてもキチンとした雰囲気で、すっかり連休くつろぎモードに入ってた私は、それだけで緊張が高まってしまいそうでした。(^^;

開演時刻がすぎ、いよいよラーンキとクルコンさんが舞台へ。
タキシードに身を包んだラーンキは、髪の色こそシルバーと言ってもいいロマンスグレーに変わっていましたが、それ以外は以前と変わりなく、その姿はとってもスマート。ホッ(^^)
渋みが加わって、ますますステキになってました。
クルコンさんは、ショートカットのヘアに黒のシースルーの上着&黒のロングパンツという出で立ち。颯爽とした大人の女性という感じでした。

ピアノの前には3つの椅子がおかれ、左側の通常なら譜めくり係りの座る椅子にラーンキが座ると、真ん中の椅子にクルコンさんが腰掛け「子供のために」を弾き始めました。
ああ、なつかしぃ〜♪
と聴き入っているうちに3曲目が終わり、サッとクルコンさんが右側の椅子に移動するのとほぼ同時に素早くラーンキが真ん中の椅子へ移動し、つづきを演奏。
そうなんです。二人が交互に2,3曲演奏してはバトンタッチするという共演だったのです。(^^)

「子供のために」は全4巻85曲(LP2枚)もある長い作品なので、その中から抜粋して演奏されました。
ハンガリーの民謡を取り入れた素朴なリズムやメロディーの中に、なぜか日本的なものを感じてしまうから不思議です。

次に、ほとんど聴くチャンスの無い、バルトーク自身によって4手のために編曲された「中国の不思議な役人」が、二人の連弾によって演奏されました。
とにかく凄かった! あの複雑にからみあうリズムを乱れることなく弾きこなしてしまう二人のテクニック。
もちろん息はピッタリ!(^^)
最初は不気味ささえ漂うバルトークの音楽に緊張して聴いていた私も、最後は、こんな難曲をいとも簡単に(決して簡単じゃないと思う(^^;)、しかも情感豊かに弾いてしまう二人のピアニストに、ただただ呆然とさせられていました。

譜めくりのタイミングといい、相当の練習を重ねているのだろうなぁ。
信頼しあっているご夫婦だからこそ、妥協のない突き詰めた演奏ができるのだろうなぁと感じました。

兎に角、すばらしいバルトークで、このあとの演奏会「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」も、ますます楽しみになったのでした。

  ◇  ◇  ◇

公式レポートの中に、この演奏直後のラーンキのインタヴュー記事を見つけました。
バルトークの真髄を聴く!

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Comments

でも、ラーンキにお髭はないよ!(^^)

Posted by: snow_drop | 08 May 2007 at 12:46

あのラーンキがしっかりオジサンになっている!?
僕も歳取るはずだな、こりゃ・・・(^^;

Posted by: こだま | 07 May 2007 at 22:46

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