ワーグナー《さまよえるオランダ人》
う~む、困りましたぁ。
ずっと苦手だと思ってたワーグナーに、とうとうはまったかも?!
評判の高かった新国の「トーキョー・リング」も全部ではないけど観て、結構楽しんだし、他にも今までに幾つかワーグナーのオペラ(楽劇?)には接してきたものの・・・ 正直言って、積極的に聴きたいな~という作曲家ではありませんでした。
もしかして、ワーグナーという人が嫌いなのかも?
いえいえ、あの良くみかけるワーグナーの肖像写真の顔が気に入らなかったのかも?(^^;アハ
この際、そんなことはどうでもよくなりました。
兎に角はまってしまったんです。
実は、今年最初の生オペラの予定が《さまよえるオランダ人》なので、久しぶりに少し真面目になって(?)予習をしてみたのです。
ワーグナー《さまよえるオランダ人》
指揮:ダニエル・バレンボイム
ゼンタ: ジェーン・イーグレン(ソプラノ)
オランダ人: ファルク・シュトルックマン(バリトン)
エリック: ペーター・ザイフェルト(テノール)
ダーラント: ローベルト・ホル(バス)
マリー :フェリシティ・パーマー(メゾ・ソプラノ)
舵手 :ロヤンド・ビヤソン(テノール)
合唱:ベルリン国立歌劇場合唱団
管弦楽:ベルリン・シュターツカペレ
2001年5&6月 ベルリン
(2002年 TELDEC)
わぁ! 出だしからイイ~♪
シュトルックマンさんて、以前、神奈川県民ホールで《ヴォツェック》のタイトルロール歌ってたバリトン?
舵手役は、ネトレプコの《椿姫》でアルフレード歌ってたビヤソン?
ワーグナーがいいの?
バレンボイムがすごいの?
歌手達がいいの?
私には解らないけど、何だか新鮮なんです♪(^^)
ワグネリアンには「当たり前だ、そんなことも知らないのか!」と叱られそうだけど、調べてみたら《さまよえるオランダ人》て初期の作品なんですね。
《リエンツィ》はピンと来なかったけど、《さまよえるオランダ人》は、グッとよくなってますね。(^^;
現在、間を飛ばして《ニュルンベルクのマイスタージンガー》も聴き始めましたが、これもイイですね~♪
演奏時間が4時間を超えるとても長い作品だけど、全然厭きません。
休日一日中、耳が痛くなるほど聴きつづけてる私も私ですが、(^^;
ワーグナーに熱狂的なファンがいるのが、ちょっとだけど解ってきた気がします。