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24 December 2006

J.S.バッハ《クリスマス・オラトリオ》

Xmas_oratorioクリスマスが近づくと、やっぱり聴きたくなってしまうのが、バッハの《クリスマス・オラトリオ》。

本当は6日間かけて演奏されるのだそうですが、今日クリスマス・イヴに全6部聴いてしまいました。(^^;

そして、たまには、ちがった演奏も聴いてみようかなぁと思ったりもするのだけれど、結局、今年もゲルハルト・シュミット=ガーデン指揮のテルツ少年合唱団とコレギウム・アウレウム合奏団のCDに落ち着いてしまいました。

歓喜に満ちた演奏は心の底からハレバレとした気持ちになれます。
また、ソプラノとアルトのソロを担当する少年の一所懸命さがとてもイイです。(^^)


   ◇  ◇  ◇


指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン
ボーイ・ソプラノ:ハンス・ブッフヒール
ボーイ・アルト:アンドレーアス・シュタイン
テノール:テーオ・アルトマイヤー
バス・バリトン:バリー・マクダニエル
ポジディーフ・オルガン:フランツ・レールンドルファー
テルツ少年合唱団
コレギウム・アウレウム合奏団 
(1973年 BMG)

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20 December 2006

ストラヴィンスキー《ペトルーシュカからの3楽章》

Pollini_strawinsky久しぶりに押入れの奥のほうからLPレコードをとり出して聴いてみた。
上手く説明できないのだけれど、私にとってLPを聴くということは、今では当たり前となったCDを聴くのと、ちょっと違う特別なこと。

曲はストラヴィンスキーの《ペトルーシュカからの3楽章》
ピアニストはマウリッツォ・ポリーニ。
録音は1971年ミュンヘン。


完璧すぎるほどに素晴らしい演奏。


そうです!
のだめが、第10話のコンクール本選で弾いた曲です。

コンクール会場へ向かうバスの中で、のだめが楽譜と必死で向き合っていたその時、流れて来た着メロ《今日の料理》が、彼女の集中力を途切れさせてしまいました。
私、この場面で、もしやと実はイヤ~な予感がしてたんです。

そして、むかえたコンクール本番。

  え? 
   やっぱり?
    でたっ!《今日の料理》 
     は~っ
      あまりにひどい。


   ひどすぎる。


もう、がっかりでした。
なんで《ペトルーシュカ》に《今日の料理》なの?

しらけちゃいました。
どうせやるなら、もうちょっと上手くやれなかったの?
あれは単に間にはさみ込んだだけ。

ブーイングです。
ミラノスカラ座の天井桟敷並です。(嘘です(^^;)

まま、そんな真剣にならなくても、ドラマなんだし、もとはコミックなんだし、面白ければ良いじゃんとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は2日たった今も、やっぱり納得できませ~ん。

実は、まだ小さかった頃、少ないお小遣いを貯めて買った、生まれて初めてストラヴィンスキーと出会った大切な曲だったのです。
順序は逆かもしれませんが、その後、オーケストラの《ペトルーシュカ》を知り、さらに大人になってからバレエの舞台も観にいきました。
そして涙しました。

それくらい大好きな曲なんです。
ストラヴィンスキーの傑作ですよ〜

それを、あんなヒドイものにして・・・
私も、のだめと同じ暗~い気持ちです。

来週の「のだめカンタビーレ」最終回。
ちゃんと感動させてくれないと、私、ゆるさないから~っ!

って、本当はドキドキ!楽しみにしているんですけどね。(^^)

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18 December 2006

モーツァルト全楽譜を無料公開!

すごいですね~♪

NMA Onlineで、モーツァルトの全楽譜が公開され、無料で手に入れることができるようになったそうです。
私も早速、のだめと千秋が弾いた《2台のピアノのためのソナタ二長調》を検索してみました♪

Sonate in D für zwei Klaviere K. 448 (375a)

Gattungのところで SERIE Ⅸの"Werke für zwei Klaviere" を選択して「Go」するとトップにでてきました。
ケッヘル番号が解れば一発で検索できちゃうし、解らなくても何とかなる。(^^; 便利~♪

たまには、新しい曲、練習してみようかなぁ。(^^;


モーツァルト全楽譜をネットで=無料で公開、印刷も-オーストリア財団 (12月18日7時1分配信 時事通信)
 【ベルリン17日時事】モーツァルト全作品の楽譜をネットでどうぞ-。今年で生誕250周年を迎えた作曲家モーツァルト(1756~91)の文化遺産を管理する国際モーツァルテウム財団(オーストリア・ザルツブルク)はこのほど、全作品の楽譜をホームページ(HP)で公開した。閲覧は無料、印刷も可能で、世界各地のモーツァルト・ファンの関心を呼んでいる。
 公開された楽譜は、「魔笛」「フィガロの結婚」などオペラのほか交響曲、ピアノ協奏曲など600を超える作品。PDF形式でファイル化されており、ダウンロードや印刷が簡単にできる。(最終更新:12月18日9時1分)

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16 December 2006

東京国立博物館本館と「仏像展」

Tohaku01少し前になりますが、東京国立博物館で特別展「仏像」一木(いちぼく)にこめられた祈りを観ました。
一本の木から彫りだした仏像ばかりをあつめた展覧会は、普段、日本美術をほとんど見ない私に、改めて「日本にも良いものあるのね。」と気づかせてくれた教育的効果抜群のものでした。(^^;

Tohaku02さて、その「仏像展」で一番印象に残ったのが、滋賀・向源寺(渡岸寺観音堂所在)の国宝十一面観音菩薩立像(平安時代・9世紀)でした。
スレンダーなボディと少し腰をくねらせたポーズの美しいこと。
顔、指、衣のひだなど細部まで丁寧に彫り上げられた菩薩像には、見るものをくぎ付けにしてしまう魅力がありました。

Tohaku03こればっかりは写真では解りません。実物でないと、その魅力は充分に味わえないと思いました。(ま、それは彫刻に限ったことではありませんが。)

また、江戸時代の円空や木喰の素朴で親しみやすい仏像も数多く出品されていて楽しめました。

Tohaku04ところで、この日は平成館での「仏像展」の後、本館も見学してみました。
実は、改装されて以来、本館をじっくり見るのは、これが初めて。
キレイになった展示室は、スペース的にも以前よりゆったりとし、静かな気持ちで思う存分鑑賞できるようになっていました。

でも、あまりにキレイになりすぎて、学生時代、暇つぶしによく通った頃の、あのカビ臭さや剥がれかけた天井や壁が懐かしくなったりもしました。

Tohaku05そんな訳で、ちょっと寂しいなぁって思いながら展示室をまわっていたら、当時を偲ばせるものが、ちゃんとあったのでした。
それは、東洋的なんだか西洋的なんだか、ちょっと解らないモザイクの壁。
「あ、あった! そっかぁ、残っていたんだ〜」って、ちょっと嬉しくなりました。
Tohaku07そして、そのモザイクの壁を残した1階ラウンジは、照明や日本庭園を望む扉も復元されたようでした。
アールデコっぽくて、なかなかいいでしょ!
そういう目で見ると、正面玄関の大階段の照明やステンドグラスも、とてもステキ!

Tohaku06_1ところで、この本館、建築家・渡辺仁によって設計され1938年(昭和13年)に開館したのだそうです。
あら? アールデコの原美術館も、同じ渡辺仁によって同じく1938年に建てられたものでしたよね?
博物館のほうは、インテリアはアールデコ調ですが、外観は瓦屋根をもちいた東洋的なもの。
こういうのを「帝冠様式」っていうの?(^^;

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12 December 2006

シューベルト ピアノソナタ第16番イ短調D845

「シューベルトは気難しい人みたいで頑張って話しかけても仲良くなれません」

「のだめカンタービレ」第9話。
いつもは、面白しろ可笑しくテレビの前で笑い転げながら見ていたのに、昨夜はいつになく最初から最後までしんみりモードで見てしまいました。どうしてだろ?
のだめのレッスンする姿とシューベルトのピアノソナタに何か感じちゃったのかも。(^^;

16番、そういえば去年アファナシエフで聴いたなぁ。
今夜はドイツ・グラモフォンのケンプ1965年の録音を聴いてみることにします。

「本当に気難しい人なのか?楽譜と正面から向き合え」
これって、ピアノや音楽に限ったことではない。
何だか自分に向かってガツンと言われたような気がした。

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アラーニャ、どうしちゃったの?

あらまぁ!

今、こんなニュースが目に飛び込んできました。


ヤジに怒った主演歌手、ミラノ「スカラ座」を途中退場 (12月12日14時43分 配信 読売新聞)

【ローマ=松浦一樹】世界的に有名な名門オペラハウス、ミラノ・スカラ座で10日、公演中のベルディ作品「アイーダ」の主演男性歌手が観客からヤジを飛ばされたことに憤り、本番中にもかかわらず、舞台を退場していたことが分かった。

 伊メディアが11日伝えた。

 スカラ座で歌手が公演を途中で放り投げたのは初めてという。

 今公演は、名演出家で知られるフランコ・ゼッフィレッリ氏が手がけたことから話題となっており、初日の7日には、プローディ伊首相やメルケル独首相も鑑賞した。

 しかし、2回目の公演で主人公アイーダの相手役を務めるフランスの名テノール歌手ロベルト・アラーニャ氏が最初の独唱を終えると、観客席から「恥を知れ」といったヤジが飛び始めた。これに対し、アラーニャ氏はこぶしを振り上げ、舞台袖に姿を消した。その後、すぐに登場した代役の男性は衣装がないため、ジーパン姿で歌ったという。
(最終更新:12月12日14時43分)



スカラ座はじまって以来の途中退場かぁ。
(・・・それも、ちょっと意外だったりして(^^;)

よっぽど、ひどいヤジをとばされたのだろうなぁ。

思わずジダンの頭突き事件を思い出しちゃったりもしたけれど、どうやら、初日(7日)にダンサーのロベルト・ボッレのほうが舞台で輝いていて、テノールのアラーニャをくってしまっていたとか・・・

まだスカラ座との契約も残ってるのだろうし、今後の活動に悪い影響がありませんように。

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09 December 2006

マルタの古都イムディーナ

Mdinaマルタ島の真ん中から少し南西に下った小高い丘の上に イムディーナ Mdina と呼ばれる古都があります。
(マルタ語では「M」を「イム」と発音するんですよ。)

イムディーナとはアラビア語で「城壁の街」のことだそうで、文字通り城壁に囲まれた周囲わずか1キロ程の小さな小さな街でした。

別名「サイレント・シティ」とも呼ばれているイムディーナ。
その基礎が築かれたのは青銅器時代後期(BC1500〜BC1000年頃)のことで、その後フェニキア人による古代都市として使われ、4世紀頃にはキリスト教の司教座も置かれ、栄えました。
そして9世紀頃、一度はアラブ人によって略奪、破壊され廃墟となりましたが、12世紀にはノルマン人によって再建され、中世の街として形造られてゆきました。
16世紀になると聖ヨハネ騎士団が首都とし、一時は20を越える貴族の館が建ち並び、騎士たちも闊歩したのだそうです。
しかし、その後、首都がヴァレッタへ移転。人々も移住してしまい、イムディーナは、そのまま取り残され静寂の街となってしまったのでした。

そして現在、すっかり観光化されてしまったとはいえ、やはり、にぎやかなのはメインロードだけ。
路地へ一歩踏み込むと、誰一人すれちがう者もなく、生活音も、自動車の音も、風の音もしない、とても不思議な世界がそこにはありました。

しかも、そのマルタストーンで造られた街の美しいことといったらありません。
バロック時代の彫刻で飾りたてられた建物も勿論ですが、特に、中世の時代、石切り職人さんが一つ一つ切り出したというゴツゴツした肌合いの石を積み上げた建物の方に、私は、より魅力を感じてしまいました。

それはマルタ・ストーンの柔らかなハチミツ色のせいなのでしょうか?
石造りの街並みなのに冷たさや近寄り難さはなく、そこには優しさや暖かささえ感じてしまいました。

また、クネクネと曲がった迷路のような道は、外部からの侵入者の視界が効かないよう、また、撃った矢が遠くまで達しないようにと設計されたものだそうです。
なるほどね~

実は、こう見えて私、割と方向感覚に強く(動物的勘が働くと言われてる)大抵ちょっと詳しい地図さえあれば初めての街でも平気で一人歩き出来てしまうのですが、イムディーナでは写真撮影に夢中になっているうちに全く方向が解らなくなってしまい、道を尋ねようにも通りがかる人はいないしで、かなり焦ったのでした。
でも、ね、ま、そういう狙いで造った街なのだから、それも当然と言えば当然なのでした。(^^; あは!言い訳〜

という訳で、もう一つイムディーナの街並みのフォト・アルバムも作ってみました。
ヴァレッタの街もお気に入りだけれど、イムディーナのほうが、もっと好きかなぁ~!(^^)

アルバムのトップページ左上に、この記事と同じメインゲートの写真がありますので、どうぞ、その門から古都イムディーナへお入りくださいませ。(^^)

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03 December 2006

フォト・アルバム「ヴァレッタの街並み」

マルタ旅行の写真を「フォト・アルバム」にしてみました。

でも、これ、ほ〜んの一部なんです。
記事も写真も、相変わらずヴァレッタの辺りをウロウロ・・・
マルタには他にも沢山いいところあるのに・・・
間に合わな〜い(^^;

ひとまずヴァレッタの街並みだけでも見ていただければ
嬉しいです。(^^)

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02 December 2006

11月おぼえがき

◆本
ピーター・シャンクランド/アンソニー・ハンター(杉野茂/訳)『マルタ攻防戦』1986年、朝日ソノラマ
エイミー・B・グリーンフィールド(佐藤桂/訳)『完璧な赤』2006年、早川書房
宮下規久朗『カラヴァッジョ 聖性とヴィジョン』2004年、名古屋大学出版会

◆オペラ(映像)
ラモー《プラテー》ミンコフスキ&ルーブル宮音楽隊(2002年2月、パリ・オペラ座[パレ・ガルニエ])
ラモー《優雅なインドの国々》クリスティ&レザール・フロリサン(2003年9月、パリ・オペラ座[パレ・ガルニエ])

◆展覧会
日展

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