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14 September 2006

ヴェルディ《ドン・カルロ》@新国立劇場

Don_carlo2006年9月13日(水)
新国立劇場オペラ劇場

ここ数日、東京もめっきり涼しくなり、今年もオペラの新シーズンが幕開けしました♪

私も、昨夜さっそく新国立劇場のニュープロダクション ヴェルディ《ドン・カルロ》全4幕(1884年ミラノ・スカラ上演版)を観てまいりました。
ヴェルディの中でも《ドン・カルロ》は好きな作品だし、半年ぶりのオペラということもあり、楽しかった~♪(^^)

   ◇  ◇  ◇

ヴェルディ《ドン・カルロ》

指揮:ミゲル・ゴメス=マルティネス
演出:マルコ・アルトゥーロ・マレッリ

フィリッポ二世:ヴィタリ・コワリョフ
ドン・カルロ:ミロスラフ・ドヴォルスキー
ロドリーゴ:マーティン・ガントナー
エリザベッタ:大村 博美
エボリ公女:マルゴルツァータ・ヴァレヴスカ
宗教裁判長:妻屋 秀和

合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

   ◇  ◇  ◇

実は私、2001年にも新国立劇場の《ドン・カルロ》それも原演出・美術・衣裳がルキーノ・ヴィスコンティっていう聞いただけでも豪華そうっていう舞台を観たはずなのだけど・・・
記憶にない!
ああダメだなぁ~私(^^;
確か、この年はサントリー・ホールオペラでも豪華な衣裳の《ドン・カルロ》観たはず・・・
だから記憶が薄まってしまったのかなぁ?

あ、そんなことはどうでもいいですね。(^^;
はい、今回の《ドン・カルロ》に話を戻します。

今回の舞台は、スリッツで十字架を表現しているところがカッコイイ、巨大なキューブがドカンと配されたシンプルなものでした。
照明やキューブを構成している壁を動かすことで、聖堂になったり、フィリッポ2世の部屋になったり、牢獄になったり、宮殿の中庭になったりと、全幕の様々なシーンに対応させる手法でした。
はい!そうです。
私の好きなパターンです。(^^)

衣裳のほうも、ピカピカではないけれど、それぞれのキャラクターをちゃんと現した、当時のモードをスタイリッシュにしたもので、ひらひら、ふわふわ、リボンが苦手な私向きでした。

歌手は、タイトル・ロールのミロスラフ・ドヴォルスキーさんが、なかなかの美声でした。
体格も良くて合唱に囲まれても見失うことがなくて助かりました。(^^;
ロドリーゴ役のマーティン・ガントナーさんとのデュエットもステキでした。
私が《ドン・カルロ》が好きな理由の一つは、この男声のデュエットがあるからなんです~♪(^^)
もちろん、他のアリアやアンサンブルもちゃんと聴きましたよ。
エボリもフィリッポも宗教裁判長も、そしてエリザベッタも、好演してました。
特別に突出して目立つ歌手もいないかわりに、バランスのとれた安心して観ることの出来る舞台だったのではないかなと感じました。

こういう舞台を観ると、オペラも、もうハレのものではなく、日常生活の一部になりつつあるのかもと、ふと思ったのでした。
もちろん、ありがたいことです。

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Comments

stagedoorさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。

そうですね。なかなか良い舞台でしたよね。(^^)
今回のような演出なら、間違いなく私の記憶にも残りそうです。(^^;

Posted by: snow_drop | 18 September 2006 at 23:50

TBさせていただきました。
18日にドン・カルロを観に行きました。
演出も、歌手も、オケもなかなかの公演でしたね。

Posted by: stagedoor | 18 September 2006 at 22:44

こだまさん、そ、そ、そうだったの!?
初耳!(^^)
オペラには、かわい〜おにゃのこは要らないのね。(^^)

Posted by: snow_drop | 18 September 2006 at 21:11

最近オペラはご無沙汰のこだまです。 僕はオペラ歌手は女性より男性のほうが好きなのであります。

Posted by: こだま | 18 September 2006 at 18:30

はろるどさん、こんにちは。
こちらこそ、コメント&TBありがとうございます。

そうですね。
抽象的なのだけど、あの十字架、あの重々しい時代を、なかなか上手くイメージ化していたのではないかなって思いました。

それから、確かに「渋い」ですよね!(^^)
とかく脇役にまわりがちなバスやバリトンにも重要な役割の当てられた低音が魅力のオペラなのかなぁ?(^^;

Posted by: snow_drop | 18 September 2006 at 13:50

snow_dropさん、こんばんは。
お返事が遅れて失礼しました。
コメントとTBをありがとうございます。

>スリッツで十字架を表現しているところがカッコイイ

シンプルでしたが、
とても重厚感のあるステージでしたよね。
終始十字架が重くのしかかるようでした。

>《ドン・カルロ》が好きな理由の一つは、この男声のデュエット

渋いオペラですよね。聴けば聴くほど味わいが増してくるような…。
私もこの作品は大好きです!

Posted by: はろるど | 18 September 2006 at 00:20

大当たり~!(^^;;

Posted by: Orfeo | 16 September 2006 at 17:50

あ、そうかぁ!(^^) なるほど〜
セ・リーグかぁ。

あれ〜? なんかみんなで笑ってません〜?

それは日本のプロ野球じゃなかったかなぁ?

あ!解りましたよ〜
チャンピオンズ・リーグ!(^^)/
当たり!?

Posted by: snow_drop | 16 September 2006 at 08:47

なぬ?
「CL」が分からない?
Central League=セ・リーグのことですよ!
周りの人に大急ぎで教えてあげましょう。
(↑嘘八百w)

Posted by: Orfeo | 15 September 2006 at 21:05

Orfeoさん、こんにちは。
コメント&TBありがとうございます。

そうなんですよ〜 新国は《ドン・カルロ》で開幕です!(^^)
Orfeoさんの所は、何で開幕したのかなぁ?
ってのぞいてみたら

「CL開幕!?」

あは? CLって何だぁ?
すみませ〜ん、無知なヤツで(^^)

それから、はい! 1884年のミラノ・スカラ座バージョンです。確かに紛らわしかったですね。
加筆訂正しましょっと。(^^;

それにしても《ドン・カルロ》って、フランス語5幕だけじゃなくて、ボローニャ版、ナポリ版、モデナ版とか、実にいろいろなバージョンがあるのですね。(今、ちょっと調べました。)
訳が解りません。(^^;

Posted by: snow_drop | 15 September 2006 at 14:30

たびたび失礼をば。

ミラノ・スカラ版って、プロダクションのことじゃなくて、ヴァージョンの話ですね。すっかり勘違いしておりましたです、はい^_^;;

Posted by: Orfeo | 14 September 2006 at 19:40

snow_dropさん、こんばんは。
いよいよ新国も開幕ですかあ!
いきなり《ドン・カルロ》のプレミエとはいいですねえ。
私もこの作品、聴き応えがあって、大好きです。
なになに?スカラ座版?
へえ~、そうだったんだ。
最近のやつなんですね。
えっ?ヴィスコンティ版も前に上演した?
東京にいないせいか、全然知りませんでした。。。
いいなあ~。

スカラ座のゼッフィレッリ版の記事を前に出したので、
TBさせていただきます。
ちなみに、私も今日開幕記事を出しました^_^;;

Posted by: Orfeo | 14 September 2006 at 19:28

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