新国立劇場バレエ団 オルフ《カルミナ・ブラーナ》
1995年に初演されたバーミンガム・ロイヤル・バレエ芸術監督デヴィッド・ビントレーの《カルミナ・ブラーナ》が、新国立劇場で上演されることになったので観てきました。
《カルミナ・ブラーナ》は、ドイツの修道院で発見された12~13世紀のものとされる詩集のことで、後にカール・オルフがその中から選んだ詩に音楽をつけ「世俗カンタータ」として1937年にフランクフルトで初演されました。
今も演奏会形式の上演は時々あるけれど「楽器の伴奏を持ち、舞台場面によって補われる独唱と合唱の為の世俗的歌曲」という副題どおりの上演は珍しく、私も初めて観ることができました。
オケピットには、オケ(東フィル)だけでなく合唱、3人のソロ歌手も入って大混雑でしたが、指揮者バリー・ワーズワースさんは手堅い音楽を聴かせてくれました。
それにしても、カウンターテナーのブライアン・アサワさんは、あれっぽっちの出番のために来日してくれたの?
う〜ん、新国って太っ腹!(笑)
さて舞台ですが、モダンでシンプル、いつものことですが私の好きなタイプでした。
踊りは、何といってもバーミンガム・ロイヤル・バレエから招かれたシルヴィア・ヒメネスさんの運命の女神フォルトゥナが、ひときわ光っていました。
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真っ黒なピチピチのキャミソールドレスとハイヒール、目隠しをして踊り出した瞬間、これは魅せてくれる舞台になりそうと思いました。
一体何なのでしょう? あの存在感は。
躍動感あふれるコールド、怪しく官能的なパ・ド・ドゥ。
そして迫力ある合唱に独唱。
なかなか楽しめた1時間でした。
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「器楽と魔術的映像を伴う独唱者と合唱のための世俗的歌曲」というサブタイトルのついている「カルミナ・ブラーナ」は、本来踊りを伴った舞台形式の作品として書かれたもの。オルフの構想した「カルミナ・ブラーナ」を求めて活動して10年、私たちO.F.C.は年末にオルフの劇的三部作を一挙上演致します。是非、舞台をご覧頂き、「カルミナ・ブラーナ」の世界を堪能してください。
Posted by: O.F.C. | 13 November 2005 at 03:19