ヴェーラ弦楽四重奏団@東京文化会館
2009年7月1日(水)
東京文化会館小ホール
ヴェーラ弦楽四重奏団
ヴァイオリン:三浦章広
(東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)
ヴァイオリン:大林修子(NHK交響楽団次席)
ヴィオラ:青木篤子(東京交響楽団首席)
チェロ:渡邉辰紀(東京フィルハーモニー交響楽団首席)
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.18-3
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 Op.110
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 嬰ハ短調 Op.131
アンコール
ホルスト:ブルック・グリーン組曲より2番「エアー」
◇ ◇ ◇
早いもので、もう7月! 今年も半分すぎてしまったのですね・・・
さてさて、私の下半期最初の音楽会は、エネルギッシュなヴェーラ弦楽四重奏団の演奏で始まりました♪
ヴェーラ弦楽四重奏団は、約2年前、東フィル、東響、N響に籍をおくメンバーによって結成されたグループ。
確かなテクニックと高い志の感じられる正統派カルテットという印象を持ちました。現在、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲の全曲演奏を目指しているそうで、この日もショスタコーヴィチを挟む形で、ベートーヴェンの初期と後期の2作品が披露されました♪
こんなこと言うと叱られちゃうかなぁ?(^^;
実は私、ベートーヴェンって・・・ 普段、あまり積極的に聴きたいとは思わないのだけど・・・
こうして、しっかり向き合ってみると、やっぱり、すごく良いですね~
機会あって聴く度に、そう思うのに、すぐ忘れちゃうダメな私。(^^;;;
最初のニ長調 Op.18-3は、しっかりした構成の中に軽やかさも備えた曲だったし、嬰ハ短調 Op.131は、重厚感いっぱいだけど意外と自由な面も感じられる聴き応えある曲でした。
ショスタコーヴィチの8番も凄かった!
1960年に作られたこの曲、表向きは一応「ファシズムと戦争の犠牲者」へ献呈ということになっているのですが、実は、当時、精神的危機にあった作曲者自身をテーマにしたものなのだそうです。
《ムツェンスク郡のマクベス夫人》をはじめとする自身の作品やワーグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」を引用したり、自身の名前を織り込んだりと、確かに何だか鬼気迫るものを感じる曲でした。
随所にキレイだな~と思う響きやメロディーが出てくるのだけど、同時に不安定な居心地の悪さも感じるような・・・
兎にも角にも、ショスタコーヴィチの劇的な音楽が聴け大満足でした。(^^)
そんな、かなりドッシリ感のあったプログラム終了後、アンコールはホルストの「ブルック・グリーン組曲」から2蕃のエアー。
重たい梅雨空をこえて爽やかに吹き抜ける風のような小品でした♪










